忙しくて勉強する時間がない!
やりたい気持ちはあるのに、結局忙しくて挫折する・・・
そんな人はとても多いのではないでしょうか。
かくいう私も、
毎日忙しい!仕事、子育て、家事、、、
勉強なんかしてるひまあるかい!と諦めていました。
しかし、勉強時間をつくり方がわかってからは、コツコツすきま時間を勉強時間にあてることができ、今では毎日4時間の勉強時間を確保できています。
勉強時間のつくり方、
結論から言うと、10分、30分といった少なめのすきま時間をコツコツ積み重ねることです。
1時間、2時間といったまとまった時間をとろうとしても難しいため、時間がないとぼやいてしまいます。
しかし、30分ほどのすきま時間は意外と日常生活にポツポツと転がっているものだと気づけば、あとはすきま時間にあった勉強法を学べば十分な勉強時間をとることが可能です。
このページでは、
忙しくて時間がないビジネスパーソンや、主婦、主夫の皆さんでも
勉強を続けられるためのすきま時間の見つけ方について解説します。
- 忙しい人が勉強時間をつくり出す方法
- すきま時間の作り方
- すきま時間にするべきこと
- すきま時間にしてはいけないこと
このページを読むことで、
忙しくてこれまで全然勉強時間がとれなかった人も、
まずは30分、そして1時間、2時間、…
という風に少しずつ勉強時間を増やしていき、
毎日コツコツ、着実に成長するきっかけとなるでしょう!
すきま時間勉強についてはこちらでも詳しく解説しています!
【忙しくても絶対できる!】すきま時間勉強の極意【こうして私は1日4時間超の勉強時間を生み出した】
コンテンツ
勉強しない社会人
社会人は勉強していない!
それを示すデータがあります。
総務省が社会人の学習に関して調査したところ、
社会人の平均勉強時間は、6分でした。
- 2022年4月時点で最新のデータ
- 総務省が調査
- 『社会生活基本統計』を作成するための統計調査
- 指定する調査区(全国で約7,300調査区)内にある世帯のうちから,無作為に選定した約8万8千世帯の10歳以上の世帯員約20万人を対象
- 10月15日から10月23日までの9日間のうちから,調査区ごとに指定された連続する2日間について調査
- 仕事をしている人の勉強時間の平均は6分!
日本の社会人がいかに勉強していないかわかります。
ただし、この数字には落とし穴があります。
全体の平均が6分は、勉強時間が0を含んでいるのです。
では、勉強していない人の割合はというと、61.5%!
ということは半分以上の人が全く勉強していないということになります。
一方で、勉強している人は、
1時間、2時間、それ以上と、しっかり勉強時間を確保できているのです。
勉強格差は開くばかり、といったところですね。
勉強を継続している人と、毎日ダラダラ過ごしている人、
数ヶ月後、数年後の両者の能力差は考えなくてもわかりますね。
勉強したい、でも勉強できない。
勉強しない人が多いのは調査からも明らかですが、
勉強しない人はそもそも勉強したくないんでしょ?
と思われる方も多いでしょう。
私もそう思っていました。
勉強したい人はできているし、したくない人は当然していない、と。
ですが、実際には勉強したいのにできていない人が多いんです。
マイナビ転職が学び直しに関する意識について、2020年に調査した結果、以下のことがわかりました。
- 学び直しに興味がある人は全体の82.1%
- 実際に現在学び直しをしているという人は全体の16.9%!
- 現在学び直しできていない理由は「時間がない/忙しい」が一番多く、52.6%!
非常に多くの人が、社会人が勉強する必要性についてわかっていながらも、
時間がないためにできていないという実情がわかります。
勉強時間がない!その解決の鍵はすきま時間。
勉強時間がない!忙しい!
という人が非常に多く、実際に勉強時間が0という人がほとんどです。
ですが、実際に時間がないからのばしたい!といっても1日は25時間にはなりません。
ではどうすればいいのか。
それは、毎日過ごしている中で有効な勉強時間に変換できる「すきま時間」を探すことです。
忙しくて時間がない、という人は、
1時間、2時間とまとめて確保しようとして、無理だ!と諦めてしまいます。
しかし、どんなに忙しいビジネスパーソンでも、
24時間働き続けているわけではないですよね。
出勤時の電車内、とか、
仕事と仕事の合間、とか、
帰宅後の家でぼーっとする時間、とか、
10分、30分といった小さいすきま時間。
つまり勉強時間に変換できる時間が、実はいっぱいあるのです。
すきま時間を制する者は勉強を制する、です。
勉強時間がない⁉︎すきま時間を見つけよう
勉強時間がない人がすきま時間を見つけるために一番おすすめなのは、
1日のタイムスケジュールを記録してみることです。
1日分だけでいいので、細かく何時に何をした、と記録していくと、
すきま時間が見えてきます。
4時間のすきま時間、実例。
時刻 | 行動 | すきま時間 |
6:00 | 起床後、身支度 | 身支度後、30分 |
7:00 | 朝食 | |
7:30 | 出勤 | 通勤中30分 |
8:30 | 仕事開始 | |
12:00 | 昼休み | 昼食後30分 |
13:00 | 昼の仕事 | |
18:00 | 仕事おわり | |
18:30 | 退勤 | 通勤中30分 |
19:00 | 夕食後、子どもとの時間 | |
22:00~24:00 | 子どもが寝たら洗濯、風呂掃除 | 家事をしながら2時間 |
24:00 | 就寝 | |
Total:4時間 |
上の表は実際に私が実践している、スケジュールにすきま時間を当てはめたものです。
実際には、仕事の合間に10分程度の小さなすきま時間を作ることもできますが、
あまりキツキツにせず、30分くらいの時間ですきま時間を作っても1日4時間作れています。
すきま時間に行う勉強
すきま時間は生活の中に10分、30分といった長くない時間が散在しています。
そのため、腰を据えて集中して行う勉強はできづらいです。
すきま時間に行うべき勉強は暗記ものや、過去問を数問、読書などにするとよいでしょう。
最近では聴く読書や動画での勉強もコンテンツが充実していますので、
通勤中とか、家事をしながら、の場合でも問題なく勉強できます。
(参考)【読書は耳でしろ!】オーディオブックのすゝめ【読書嫌いが月10冊読むようになった方法】
すきま時間にすべきこと【何をするのかまず決めよう】
すきま時間で効率的に勉強するためにはまず行うべきことがあります。
すきま時間に何をするのか、事前に決めておくことです。
すきま時間は長い時間ではないので、すきま時間ができたらすぐにこれをする、と決めておかないと時間のムダです。
今日のすきま時間はこれをする!という風に決めておきましょう。
できたら前日の寝る前に決めておくと時間が効率的に使えます。
また、優先順位をつけることも大事です。
締切、期限もあるでしょうから、期限の近いものをさっさと片付けて、
勉強に集中できるようにしましょう。
すきま時間にやるべきことは勉強か体を休めること
実際にすきま時間にやるべきことは、
- 勉強
- 読書
- 瞑想
- 昼寝
- 事務手続きなど
などが挙げられます。
すきま時間は決まった時間ではないため、
10分程度の短いものから30分、1時間といったまとまった時間もあるでしょう。
すきま時間にやることをリスト化し、項目を、
10分空いたらこれ、
30分以上空いたらこれ、
のように時間ごとに分けておくと非常に効率的です。
例えば、
10分〜30分なら読書、
30分〜1時間なら資格勉強(参考書、問題集)
10分未満なら瞑想で体力回復
といった感じです。
すきま時間にしてはいけないこと【スマホを触らない】
すきま時間にしてはいけないこと。
それは意味もなくスマホをいじることです。
何をするわけでもなくスマホを取り出して、
ゲームをしたり、SNSをのぞいたりする人は、
本当に注意してほしいです。
私もスマホゲームが好きなので、
少し時間があればスマホでポチポチやっていましたが
(常に4つくらい同時進行していました)、
勉強の意欲が上がるにつれて、
スマホゲームの生産性のなさ、終わりのない虚しさに気づいてしまい、
少しずつ減らしていき、今は全て消去しました。
なかなか勇気がいる決断でしたが、後悔は全くありません。
もちろん、ゲームも悪くはないと思います。
気分転換にはなるし、楽しいですから。
でも別に楽しくはないけどなんとなく続けている、
消しちゃったら今まで使った時間、お金がもったいない、
思考停止でただただ続けている、
こんな感じの人は間違いなく消してしまったほうがいいです!
実際、
ゲームを消した後の私の心には後悔ではなく、
晴れ晴れとした解放感だけがありました。
SNSを常に見る人も、注意が必要です。
これまた、思考停止でダラダラ見てしまいがちなSNSは、
すきま時間を簡単に奪っていきます。
すきま時間にはスマホを遠ざけたり、
やることの優先順位リストの一番下にゲーム、SNSを載せておいて、
やることのノルマが終わればスマホを触れる、ごほうび設定などをしておくと、
スマホとうまく付き合っていけるでしょう。
まとめ
今回はすきま時間の作り方について解説しました。
- 勉強したいけどできない!理由は「忙しいから」
- 忙しくて時間がない = まとまった時間がない
- すきま時間は1日のスケジュールのすきまに確実にある
- 小さなすきま時間を積み重ねれば毎日4時間つくることも可能
- すきま時間を無駄にしないように計画的に使うことが大事
人生を良くするためには勉強が最良の方法であることに間違いはありません。
1日に30分でも1年間続ければ180時間以上の勉強時間となります。
忙しいからできない、ではなく、
忙しいからどの時間なら勉強できるかな?
忙しいからどの方法なら勉強できるかな
とできる方法を探すようにしましょう。
日々の積み重ねがあなたの未来をとんでもないことにしてくれますように!