それは素晴らしいね!
好きな音楽を聞きながらノリノリで頑張ってます。
それはまずいよ!
音楽を聞きながら、の「ながら勉強」はとても効率が悪いからやめた方がいいよ!
ええ!?
そんな〜知らなかった…
「ながら勉強」はとても時間効率がよくて、
モチベーション維持にも有効だけど、
正しいやり方を知らないと逆に効率が悪くなってしまうので注意が必要だよ!
今回は「ながら勉強」の正しいやり方について学ぼう!
皆さん、
忙しい合間をぬって、日々勉強に励まれていますか?
勉強している人がよくやっているのが、
イヤホンをつけての勉強。
音楽を聞きながら勉強することで集中して勉強しているんですね。
ただし、ちょっと待っていただきたい!
音楽を聞きながらの勉強を代表とする、
いわゆる「ながら勉強」は勉強効率を落としていることを知っていましたか!?
「ながら勉強」には正しいやり方があります。
正しいやり方を知らないまま「ながら勉強」を続けると、
時間の無駄となってしまうかもしれませんよ!
ぜひこのページで正しい「ながら勉強」について学び、
勉強効率を最大化していただければ幸いです。
- 基本的に「ながら勉強」は良くない
- い「ながら勉強」、悪い「ながら勉強」とは
コンテンツ
「ながら勉強」はNG!? 人間はマルチタスクができない
大前提として、人間は同時に1つのことしかできない、という事実があります。
できるビジネスパーソンはみんなマルチタスクで色んな仕事を何個も同時にこなしているじゃん!
と思われそうですが、実際には脳は一つのことしかできないので、
高速でタスクを切り替えながら一つのことをこなしています。
となると、想像がつきそうですが、
脳の負荷は非常に大きいです。
パソコンで考えるとわかりやすいですが、
あまりに多くのアプリを同時に開いてあれもこれも走らせていると、
パソコンは熱くなり、処理能力も落ちてしまいます。
つまり、勉強をしながら他のことをする、という「ながら勉強」は脳にとって良くない習慣であると言えます。
マルチタスクじゃない「ながら勉強」にする
人間は基本的にマルチタスクができません。
それならばマルチタスクにならないような行動と勉強を組み合わせることで脳に負担をかけずに、「ながら勉強」することができます。
基本的には見る、聞く、動くの組み合わせが良いと思われます。
例えば、音楽を聞きながら本を読む。
聞きながら、見る。という「ながら勉強」です。
ただし、音楽の種類が重要です。
歌詞のついていないものでないと、歌詞の内容が言語として本の言語情報とごっちゃになってしまい、効率が下がります。
おすすめは、クラシック音楽。
特にバロック音楽は学習効率を上げるとの報告があり、
私も実践したところ、バロック音楽なんて全く詳しくありませんが、
非常に学習効率が上がるのを体感して、
今ではルーチンです。
よい「ながら勉強」は見る、聞く、動くの組み合わせでできる
よい「ながら勉強」は、見る、聞く、動くの行動を組み合わせることで作ることができます。
例えば以下のようなものです。
- クラシック音楽を聞きながら本を読む、文字を書く、問題を解く
- 本を目で読みながら、声に出して読む
- ウォーキングをしながら読書する(オーディオブックで)
- ストレッチしながら読書をする(オーディオブックの方がしやすい)、動画で勉強する
など
全体的に共通点があるのですが、
2つの行動がお互いに邪魔しないような行動になっています。
脳の別の機能を使う行動であれば、マルチタスクは成る、ということです。
また、運動をしながらの勉強は実際に脳科学的に良いこともわかっています。
筋肉を動かすことで脳内では様々な脳に良い物質が生成されるため、脳内は活発化します。
そのため、運動をすることで学習効率が上がるのです。
軽い運動と勉強を「ながら」するのは最高なので、意識してみましょう。
特に私がお勧めしているのは、ウォーキング読書です。
本当に効率良く勉強でき、精神的にも幸せな気持ちがあって、朝活で一番優先すべきだと思っています。
詳しくはこちらで説明しています。
【読書は歩きながらしろ!?】ウォーキング読書は本当に最高。【脳科学的に、正解。】
悪い「ながら勉強」は集中力を分散させる組み合わせ
悪い「ながら勉強」の例を挙げます。
- TVを見ながら勉強する
- Youtubeなどの動画を見ながら勉強する
- お気に入りの歌を聴きながら本を読む、文字を書く、問題を解く
- ハードすぎる運動をしながらの勉強
悪い「ながら勉強」の共通点は、
集中しないとできないようなタスクを組み合わせてしまっていることです。
TVや、Youtubeなどは見始めると止まらないように視覚・聴覚を同時に使う行動なので、
他の行動をできなくなってしまいます。
(ただし、TVやYoutubeも運動となら同時に行うことはできます。)
音楽に関してもあまりお気に入りの音楽を聞き始めると、
全集中して聞きたくなりますし、歌い出してしまいたくなってしまいますので、
ながらには向いていません。
ただし、お気に入りの曲はモチベーションを高めるのにはまさにうってつけ。
勉強する直前に1曲しっかり集中して聴いて、
その後勉強をすぐ始めればとても良いスタートを切れます。
「ながら勉強」のメリット
「ながら勉強」のメリットは、以下のようなことがあります。
- 勉強に対するハードルが低くなる
- 勉強のモチベーションを下げにくい
- 時間を効率的に使える
- お互いに相乗効果があるものもある
- 運動すると健康に良い
そもそも「ながら勉強」は勉強をただやるよりも楽しくできることが多いので、
イヤイヤするという感覚がかなり少なくなります。
また、運動と勉強のながらによって相乗効果が得られたりと、
物によっては勉強単体よりも効果が上がることもあるのがメリットと言えます。
「ながら勉強」のデメリット
「ながら勉強」のデメリットは、扱い方を間違えると逆効果になる、ということです。
お気に入りの歌を聴きながら勉強していたら、歌詞が頭の中に入ってきて、
勉強に集中できなくなる、なんてことはよくあると思います。
集中力できていない状態で勉強することは、
どっちつかず、両行動とも中途半端で、
どちらもちゃんとできない状態になります。
勉強の効率が下がるような「ながら勉強」は本当にやる意味がありませんので、
悪い「ながら勉強」は絶対にしないようにしましょう。
まとめ
時間効率を高める、よい「ながら勉強」について解説しました。
ポイントは以下の通りです。
- 人間はマルチタスクをできない
- 「ながら勉強」は、見る、聞く、動くの3つの異なる感覚を使う、かぶらない動作を組み合わせる
- 例えば、
(歌詞のない音楽を)聞きながら本を読む
オーディオブックで本を聞きながらウォーキングする - よい「ながら勉強」は相乗効果によりただの勉強を超える可能性がある
特に忙しいビジネスパーソン、家事・育児に追われる主婦・主夫の方などには
必須のスキル、「ながら勉強」。
ぜひやり方を間違えることのないように気をつけて、
効率的に学んでいただければと思います。
最近、資格取得のために勉強を始めたんです!