読書したい。
読書がいいことは知っている。
読書をしなきゃいけないのは分かっている。
そんな人は多いですが、
実際にはそんな意識とは裏腹に読書ができず、
あーまた読書できなかった…
読みたいのに読めていない本が山積み…
なんて、無駄に自分を責めていませんか?
かくいう私も読書は嫌いで、
社会人になってからは10年間で一冊も読書しない、
本当は縁遠い生活を送っていました。
そんな私も今では1ヶ月に10冊ほど読破する、
読書家(自称)です。
読書嫌いが読書に変わった方法は、
根性!でもなければ覚醒!でもなく、
ただ読書の仕方を変えただけでした。
耳で聴く読書にしただけで毎月10冊をもう2年以上も継続できています。
詳しくはこちらに書いていますのでぜひ読んでみてください。
【読書は耳でしろ!】オーディオブックのすゝめ【読書嫌いが月10冊読むようになった方法】
聴く読書の最大の長所といえば、
いつでもどこでも何をしていても読書ができることにありますが、
その中でも私がオススメする読書法が、ウォーキング読書です。
ウォーキング読書とは文字通り、
ウォーキングをしながら読書をすることです。
単純なことですが、
これには非常に多くのメリットがあります。
ウォーキング + 読書は、
1 + 1 = 2ではなく、3にも4にもなる可能性があります。
ウォーキングは、脳機能的に相乗効果を生み、読書効率がマシマシになるため、
本当に試してみてほしいです。
今回はこのウォーキング読書について解説します。
ウォーキングは体にいい!
読書は頭にいい!
じゃあ、ウォーキング読書は最高!
ということがすぐわかると思います。
この記事を読むことでウォーキング読書の魅力、効果について知っていただければ、
明日からでもウォーキング読書を始めたいと思ってもらえると思います!
- ウォーキング読書って何?
- ウォーキング読書のメリット、デメリット
- ウォーキング読書を続けるコツ
コンテンツ
ウォーキング読書とは
ウォーキング読書とは、文字通り、ウォーキングしながら読書することです。
ウォーキング、散歩が健康にいいのはもう常識ですよね。
それぞれの長所を組み合わせて良いとこどりしてやろうということです。
ウォーキングのメリット
ウォーキングは最も体にやさしい運動の一つです。
ウォーキングがつらい、という人は健康な人にはあまりいないでしょう。
それでも20分以上のウォーキングは健康に良い影響を与えることがわかっています。
特に、朝の20分ウォーキングは本当に良い効果が多く認められています。
例えば、
- 適度な運動でカロリー消費
- 足腰の筋力、心肺機能アップ
- ストレス発散
- 夜の睡眠改善
- 朝の目覚めが良くなる
などがあります。
ウォーキングは体にも、心にも、脳にも良いのです。
ウォーキングは体に良い
運動不足の人がまず何から始めればいいかというと、
ウォーキングです。
毎日ジョギングをするぞ!と決意して三日坊主になることのなんと多いことか(←自分のこと)。
運動不足の人が急に毎日30分ジョギングをやるぞ!と始めても、
足が痛くなった。腰が痛い。
ちょっと今日は走れないか。
・・・終了。
というパターンは三日坊主の典型です。
その点、ウォーキングなら体への負担はかなり軽いし、
朝の散歩、みたいな気分で始めると、
気持ちいいし、自ら進んでやりたくなりますよ!
運動の何が一番大事か、
それはきちんと継続できることです。
まずは20分のウォーキング、試してみましょう。
ウォーキングは心に良い!
ウォーキングは心にも良い作用があります。
リズム良い運動は精神が安定するセロトニンや、幸福感を感じるエンドルフィン、オキシトシンが脳内でつくられるため、心が落ち着く効果があります。
朝一でウォーキングすれば、日光の効果もあって、さらにセロトニンがドバドバ出ます。
はっきり言って私がずっと続けられているのは、
ウォーキングが気持ちいいからです。
ウォーキングは脳に良い!
ウォーキングは、実は脳にも良い影響を与えます。
脳内でドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリンを分泌
・ドーパミン・・・やる気が出る、集中力アップ、ポジティブになる
・セロトニン・・・別名「幸せホルモン」、精神が安定する
・ノルアドレナリン・・・活動的にする、元気になる
ウォーキング → 脳機能向上、やる気アップ、メンタル安定!
ウォーキングによる脳への影響は、BDNF(脳由来神経栄養因子)という物質が影響しています。
運動をすることで、脳内ではBDNF(脳由来神経栄養因子)が分泌され、脳神経のネットワークがつながっていき、脳が鍛えられていくことが分かっています(「脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方」(NHK出版)より)。
つまり、運動は脳のトレーニングになっているということです。
運動不足だからウォーキングしよう、と思っていた人は多いでしょうが、
私は脳を鍛えるためにウォーキングをしています。
運動いやだなー、という人も
頭の運動!と思えばウォーキングが続けられるかもしれませんね。
読書のメリット
読書のメリットについてはあえて詳しく説明する必要もないでしょうが、
読書によって人間の知識はここまで進化したと言えます。
本はまさに、先人達の知恵を積み重ねられたものなのですから、
読まないなんて人類の歴史を終わらせるような行為だと思います。
とはいえ、忙しくて読書ができないという人も現在は非常に多いです。
そんな方はぜひ、この記事も読んで見ていただきたいと思います。
【読書は耳でしろ!】オーディオブックのすゝめ【読書嫌いが月10冊読むようになった方法】
本は今や、読む時代ではなく、聴く時代。
ウォーキング読書でも、聴く読書を実践していきます。
ウォーキング読書の仕方
ウォーキング読書の仕方は簡単です。
オーディオブックをイヤホンで聴きながら読書するのです。
オーディオブックとは、
本を読んでくれるサービスで、
Audibleなどのことです。
オーディオブックについてはこちらの記事で詳しく説明しています。
【読書は耳でしろ!】オーディオブックのすゝめ【読書嫌いが月10冊読むようになった方法】
必要なものはスマホとイヤホンと運動に適した服、靴だけです。
(普通の服、スニーカーでも十分です。)
重要なのは行う場所です。
なるべく車通りがない、雑音も少ない静かな公園などを選びましょう。
景色がいいと、さらに楽しくウォーキング読書が行えますよ。
また、ウォーキング読書は行う時間も重要です。
朝、起きて1時間以内に行うのが最も良い効果があるとされています。
朝日を浴びることでウォーキングによる良い効果に加えて、
日光によるセロトニン活性化、自律神経が交感神経優位になる、
などの効果も得られます。
また、朝は脳内の情報が整理され、情報をどんどん吸収できやすいところも
非常に重要な点です。
ウォーキング読書のメリット
ウォーキング読書のメリットは、
ウォーキングによる脳内の活性化が起こっている状態で
読書により情報を効率的に収集することができるところです。
さらに、ウォーキング中はリズミカルに無意識的に体を動かしているため、
かえって脳内に意識が集中する感覚があります。
そこで本の内容が耳から入ってくると驚くほど内容が頭の中に入ってくるのです。
ウォーキングの時に音楽を聴いている人は多いでしょうが、
聴くものを本に変えるだけで、非常に効率の良い勉強時間にすることができます。
また、朝行えば非常にすがすがしく、
いやされるというか、幸せというか、
心に栄養をもらっているような感じがします。
ウォーキング読書のデメリット
ウォーキング読書のデメリットは、
本の内容に集中しすぎると周囲の音が入ってこなくなり、
安全面が心配されることです。
車が来ない安全な公園などの場所を選択するようにしましょう。
走っちゃダメなの?
ウォーキング読書は走っても良いです。
ただ、走って疲れたり呼吸が荒れると、
読書に集中もできなくなるため、
ウォーキング程度の運動量がオススメです。
体力のある人はウォーキングでは物足りないなら走っちゃいましょう。
ウォーキング読書を続けるコツ
ウォーキング読書はかなり継続しやすいです。
なんたってきつい運動でないし、
読書が楽しみになるからです。
ウォーキング読書を続けるコツは、
- 読みたい本を前日までに探しておく
- 朝一番に行う
- 時間がなければちょっとゴミ捨てまで歩く、だけでもいい
です。
簡単でしょう?
読みたい本を前日までに探しておく
読みたい本を前もって探しておくのはとても大事です。
ウォーキング読書自体が楽しみになるため、
継続しやすくなります。
本選び自体も楽しいので、
読みたい本が山積みになってしまいますね!
朝一番に行う
朝一番に行うことも重要です。
朝一番だったら何も用事は入らないので、基本的には邪魔がありません。
また、朝は脳のゴールデンタイムと言われるように、
読書にとっても朝は非常によい時間です。
時間がなければちょっとゴミ捨てまで歩くだけでも
寝過ごした!二度寝しちゃった!20分はムリ!という場合は、
ちょっとゴミ捨てだけでも本を聴きながらしてみましょう。
ちょっとだけでも外を散歩することで良い気分になりますし、
少しでもできたと思えば継続につながります。
また、今日はなんだかやる気が起きないな、という場合も同じようにゴミ捨てだけしてみましょう。
意外と外に出てみるとやっぱり行こうかな、と思う時もありますし、
それでも乗らなければ朝日だけでも浴びましょう。
それこそ1分だけでも今日はできた!
と思えば継続になります。
まとめ
ウォーキング読書について解説しました。
ウォーキング読書は、
ウォーキングと読書のいいとこどりなだけでなく、
ウォーキングによる脳の活性化を利用して読書効率にブーストをかけることができるため、
非常に能率の良い学習法です。
ぜひ一度、
いつもより20分早く起きてウォーキング読書、
試してみてください!
ウォーキング読書にはオーディオブックが必須です。
オーディオブックについて詳しく書いてますので、ぜひこちらも読んで見てください!